昇進祝いの締めの挨拶|例文とマナーで失敗しないポイントを解説


この記事で分かる事、ポイント
  • 昇進祝いの締めの挨拶における基本マナーと進行の流れ
  • 失敗しないスピーチの構成と盛り込むべき要素
  • 一本締めや三本締めなど手締めの正しいやり方と意味
  • 上司や部下など相手の立場に合わせた挨拶の心構え
  • 飲み会や式典などシーン別で使える具体的な挨拶例文
  • 二次会へのスムーズな誘導方法とスマートな解散の言葉
  • 昇進祝いのギフトとして最適な胡蝶蘭の魅力と選び方

職場で信頼されている上司や将来を有望視される部下の昇進が決まったとき、周囲はお祝いムードに包まれます。日頃の感謝やこれからの期待を込めて開催される宴席において、非常に重要な役割を担うのが昇進祝いの締めの挨拶です。この挨拶は、会の最後を飾り、参加者全員の気持ちを一つにして送り出す大切な役割を持っています。

しかし、いざ自分が指名されると、どのような言葉を選べば良いのか、あるいはどのようなマナーがあるのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。特に、お酒が入った席でのスピーチは、場の雰囲気を壊さないように配慮しつつ、しっかりと締めくくる必要があります。飲み会や式典といったシチュエーションによっても、求められるトーンや内容は異なります。

本記事では、昇進祝いの締めの挨拶に関する不安を解消するために、具体的な例文や必須のマナーを詳しく解説していきます。手締めには一本締めや三本締めといった種類があり、地域や企業の慣習によって使い分ける必要があります。また、スピーチの長さや避けるべき言葉など、知っておくべきポイントは多岐にわたります。

さらに、昇進という晴れやかな舞台に華を添える贈り物についても触れていきます。特に胡蝶蘭は、その気品ある佇まいと「幸福が飛んでくる」という花言葉から、ビジネスシーンでの贈り物として最適です。通販を利用した手配の方法や、選び方のポイントについても紹介します。

これから紹介する情報を参考にして、主役である昇進者を温かく祝福し、参加者全員が笑顔で散会できるような素晴らしい挨拶を目指しましょう。しっかりとした準備と心構えがあれば、急な指名であっても落ち着いて対応できるはずです。






昇進祝いの締めの挨拶におけるマナーと準備



この章のポイント
  • 飲み会や式典での基本的な流れ
  • 締めの挨拶の構成と外せないポイント
  • 手締めの種類である一本締めと三本締め
  • 上司や部下など立場別の心構え
  • スピーチの長さや避けるべき言葉

昇進祝いの会における最後の締めくくりは、主役への敬意を表し、参加者の連帯感を高める重要な瞬間です。単に会を終わらせるだけでなく、明日への活力へとつなげるための役割も担っています。ここでは、まず基本的なマナーと事前の準備について深掘りしていきましょう。場の空気を読み、適切な振る舞いをするためには、全体の流れや作法を理解しておくことが不可欠です。

飲み会や式典での基本的な流れ

昇進祝いの会と一口に言っても、居酒屋で行われるカジュアルな飲み会から、ホテルや宴会場を借り切って行うフォーマルな式典まで様々です。しかし、どのような形式であっても、締めの挨拶に至るまでの基本的な流れには共通点があります。まずは全体の進行を把握し、自分がどのタイミングで登壇すべきかを確認しておきましょう。

一般的に、宴会は「開会の辞」「乾杯」「歓談・食事」「主役の挨拶」「余興や花束贈呈」「締めの挨拶」「閉会の辞」という順序で進みます。締めの挨拶は、主役からの感謝の言葉や、記念品の贈呈が終わった後、会のクライマックスとして設定されるケースがほとんどです。このタイミングは、参加者の注目が最も集まりやすい瞬間であり、同時に会の終了を告げる合図でもあります。

私が経験した中では、司会者から「それでは、宴もたけなわではございますが、ここで締めのご挨拶を頂戴したいと思います」というアナウンスが入ることが多いです。指名されたら、まずは席を立ち、周囲に一礼してから登壇あるいはその場の中央へ進みます。マイクがある場合はマイクの前へ、ない場合は全体が見渡せる位置に立ちます。

最も重要なのは、場の雰囲気を壊さずにスムーズにスピーチへ移行することです。歓談が盛り上がっている最中に水を差すような形にならないよう、司会者が静粛を促してから話し始めるのがマナーです。もし司会者がいない小規模な飲み会の場合は、自分で軽く手を叩くなどして注目を集め、「皆様、少々お時間をいただけますでしょうか」と切り出すと良いでしょう。

また、挨拶の前後には必ず一礼を入れます。話し始める前の礼は「ご指名いただきましたので務めさせていただきます」という謙虚さを、話し終えた後の礼は「ご清聴ありがとうございました」という感謝を表します。これらの所作が丁寧であるほど、挨拶全体の印象が引き締まります。

式典などの正式な場では、登壇する際に来賓や主賓席へ向かって一礼することも忘れてはいけません。礼儀正しさは、昇進祝いという慶事において何よりも優先されるべき要素です。流れを止めることなく、自然な動作で振る舞えるよう、事前にシミュレーションをしておくことをお勧めします。

締めの挨拶の構成と外せないポイント

素晴らしい締めの挨拶には、一定の「型」が存在します。思いつくままに話すのではなく、論理的かつ情緒的な構成を意識することで、聴衆の心に響くメッセージとなります。基本的には「導入」「本題(感謝と労い)」「結び(今後の祈念)」の3部構成で組み立てると、すっきりとまとまります。

まず「導入」部分では、指名を受けたことへの感謝や、簡単な自己紹介を行います。「ただいまご紹介にあずかりました、〇〇部の佐藤です」といった簡潔なもので構いません。ここでは、自分がなぜこの場に立っているのかを示し、聴衆の意識をこちらに向ける役割があります。長々と自分語りをするのは避け、あくまで謙虚な姿勢を示しましょう。

次に「本題」に入ります。ここでは、昇進した主役への祝福と、これまでの努力に対する労いの言葉を述べます。「この度は、田中課長の昇進、誠におめでとうございます」と明確に祝意を伝えましょう。具体的なエピソードを一つ盛り込むと、挨拶に深みが出ます。例えば、「共にプロジェクトを進める中で、田中課長のリーダーシップには何度も助けられました」といった内容です。

このエピソードトークは長すぎず、かつ主役の人柄が伝わるポジティブな内容を選ぶのがポイントです。

そして「結び」では、主役の今後の活躍と、参加者全員の健康や発展を祈念する言葉で締めくくります。「田中課長のさらなるご飛躍と、本日お集まりの皆様のご健勝をお祈り申し上げまして、締めのご挨拶とさせていただきます」といったフレーズが定型です。最後に手締めを行う場合は、その旨を伝え、全員に起立を促します。

挨拶の内容を考える上で外せないポイントは、「主役を立てること」と「ポジティブな言葉を選ぶこと」です。昇進祝いはあくまでお祝いの席であり、説教じみた話や業務上の愚痴などは厳禁です。ユーモアを交える際も、誰かを傷つけたり品位を損なったりする内容は避けるべきでしょう。

以下のリストに、構成要素ごとのポイントをまとめました。

  • 導入:指名への感謝、自己紹介、場の静粛を促す
  • 祝意:昇進に対する率直な「おめでとうございます」の言葉
  • 労いとエピソード:主役の功績や人柄に触れる短い話
  • 祈念:主役の活躍と参加者の健康・発展を願う言葉
  • 手締めへの誘導:全員起立を促し、手締めの種類を宣言する

このように、要素を分解して整理することで、話すべき内容が明確になります。緊張して頭が真っ白になることを防ぐためにも、この構成に沿って事前にメモを用意しておくと安心です。構成がしっかりしていれば、多少言葉に詰まっても、伝えたい思いは確実に届くはずです。

手締めの種類である一本締めと三本締め

日本の宴会文化において、手締めは「会が無事に終わったことを祝い、協力してくれた人々への感謝を表す」ための儀式です。昇進祝いの締めの挨拶でも、最後に手締めを行うのが一般的です。しかし、手締めにはいくつかの種類があり、地域や業界、あるいはその場の雰囲気によって使い分ける必要があります。間違った手締めを行うと、締まりが悪くなってしまうこともあるため、正確な知識を持っておくことが大切です。

代表的な手締めには「一本締め」と「三本締め」があります。これに加え、略式である「一丁締め(関東一本締め)」もよく使われます。それぞれの特徴とやり方を見ていきましょう。

まず「三本締め」は、最も格式高い手締めとされています。公式な式典や、盛大に祝いたい場合に適しています。リズムは「パパパン、パパパン、パパパン、パン」を3回繰り返します。掛け声としては「いよーお」と声をかけ、全員でリズムを合わせます。3回行う意味には諸説ありますが、一回目は主役のため、二回目は参加者のため、三回目は神様のため、といった解釈が一般的です。

次に「一本締め」は、三本締めを簡略化したものです。「パパパン、パパパン、パパパン、パン」を1回だけ行います。一般的な飲み会や、時間が限られている場合に適しています。ここで注意が必要なのは、一本締めと「一丁締め」の混同です。

よく「一本締めで」と言いつつ「いよーお、パン!」と1回だけ手を叩くケースが見られますが、これは本来「一丁締め」と呼ばれるものです。

一丁締めは、さらに簡略化された形式で、カジュアルな二次会の締めや、周囲への騒音配慮が必要な場合などに用いられます。関東地方でよく見られるため「関東一本締め」とも呼ばれますが、正式な一本締めとはリズムが異なることを理解しておきましょう。挨拶の冒頭で「本日は時間の都合もございますので、一丁締めで執り行わせていただきます」と、どの形式で行うかを宣言すると、参加者も合わせやすくなります。

手締めを行う際の手順も重要です。挨拶が終わったら、「それでは、皆様お手を拝借」と声をかけ、全員が手を構えるのを待ちます。そして「いよーお」という掛け声と共に手拍子を打ちます。終わった後は「ありがとうございました」と一礼し、拍手で解散するのがスマートな流れです。

地域によっては独自の手締め(例えば、大阪締めや博多手一本など)が存在する場合もあります。もし、その地域特有の慣習があるならば、それに従うのがマナーです。事前に幹事や古株の社員に確認しておくと間違いありません。手締めは全員の心を一つにする瞬間ですので、堂々とした態度でリードすることが求められます。

手締めの種類とリズムの比較表

種類 リズム・回数 適したシーン
三本締め 3-3-3-1 を 3回 格式高い式典、盛大な祝賀会
一本締め 3-3-3-1 を 1回 一般的な宴会、一次会の締め
一丁締め 「パン」と 1回 カジュアルな飲み会、二次会、短時間で締めたい時

上司や部下など立場別の心構え

締めの挨拶を担当する人が、昇進した主役に対してどのような立場にあるかによって、話すべき内容や言葉遣いは変わってきます。上司が部下を祝う場合、部下が上司を祝う場合、あるいは同僚として祝う場合、それぞれの立場にふさわしい心構えを持つことが、感動的なスピーチを生む鍵となります。

まず、上司として部下の昇進を祝う場合です。この場合、求められるのは「承認」と「期待」です。日頃の働きぶりを評価し、昇進が実力によるものであることを公言することで、部下の自信につながります。「君の粘り強い交渉力が、今回のプロジェクト成功の鍵だった」など、具体的な評価を交えると良いでしょう。また、少し上の目線から「これからはプレッシャーも増えると思うが、私たちが支えるので思い切ってやってほしい」と、温かいエールを送ることで、部下の不安を取り除くことができます。

一方で、部下が上司の昇進を祝う場合は、「尊敬」と「感謝」がテーマになります。日頃の指導に対する感謝を述べるとともに、上司の背中を見て学んでいることを伝えます。「〇〇部長の決断力には、いつも敬服しております」といった表現が適切です。ただし、あまりにへりくだりすぎたり、過剰なお世辞を並べたりすると、白々しく聞こえてしまう可能性があります。自分の言葉で、率直な敬意を表すことが大切です。

また、同僚として祝う場合は、「共感」と「連帯」を意識します。苦楽を共にしてきた仲間としてのエピソードは、会場を温かい雰囲気にするでしょう。「あの時の徹夜作業も、今となっては良い思い出だね」と、共有の過去を振り返りつつ、「これからも良きライバルとして、共に会社を盛り上げていこう」と未来志向で締めくくります。

どの立場であっても共通して言えるのは、主役を主役にすることです。自分の自慢話や、主役に関係のない話題で時間を浪費してはいけません。あくまで「送り出す側」としての立ち位置を崩さず、主役が気持ちよく次のステージへ進めるような言葉を選びましょう。

また、参加者の顔ぶれにも配慮が必要です。社内だけの集まりであれば多少フランクでも構いませんが、取引先や来賓がいる場合は、内輪ネタを避け、丁寧な言葉遣いを心がける必要があります。立場に応じた適切な距離感と言葉選びが、大人のビジネスマナーとして評価されます。

スピーチの長さや避けるべき言葉

宴会の終盤、参加者はすでにお酒が入り、疲れも出てきている頃です。そのような状況で行われる締めの挨拶において、話の長さは非常に重要な要素となります。また、お祝いの席ならではの「忌み言葉」や不適切な話題にも注意を払わなければなりません。

まず、スピーチの長さについてですが、理想は「1分から3分以内」です。文字数にすると300文字から800文字程度が目安となります。短すぎると素っ気ない印象を与えますが、長すぎると「早く終わってほしい」と思われ、せっかくの良い話も耳に入らなくなります。特に、二次会への移動や帰宅の時間を気にしている人も多いため、簡潔にまとめる能力が問われます。「手短に」と前置きしつつ、本当に手短に終わらせることができる人は、ビジネスマンとしてもスマートに見えます。

次に、避けるべき言葉についてです。冠婚葬祭と同様に、昇進祝いの席でも「忌み言葉」は避けるのがマナーです。例えば、「終わる」「切れる」「落ちる」「流れる」「失う」といった言葉は、降格や失敗を連想させるため不適切です。「終わる」の代わりに「お開きにする」、「切れる」の代わりに「新たなスタート」など、ポジティブな表現に言い換える工夫が必要です。

また、過去の失敗談や暴露話も慎むべきです。たとえそれが笑い話として消化されているつもりでも、公の場で蒸し返されることを不快に感じる人もいます。特に昇進という名誉ある場では、主役の顔を立てることが最優先です。下品な冗談や、政治・宗教に関する話題、特定の個人を批判するような内容も当然ながら厳禁です。

お酒が入っていると、気が大きくなって余計なことを言ってしまうリスクが高まります。

事前に原稿を用意し、それを読み上げるだけでも十分立派な挨拶になります。無理にアドリブを入れる必要はありません。冷静さを保ち、最後まで丁寧に話し切ることを意識してください。聞き取りやすい声の大きさやスピードも大切です。早口になりがちな人は、意識してゆっくり話すように心がけましょう。

最後に、スピーチの締めくくりとして「それでは、皆様のご多幸と〇〇様の益々のご活躍を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます」といった定型句をスムーズに言えるようにしておくと、プロフェッショナルな印象を与えられます。





昇進祝いの締めの挨拶で使える例文と贈り物の選び方



この章のポイント
  • カジュアルな飲み会での挨拶例文
  • フォーマルな場に適したスピーチ例文
  • 二次会へのスムーズな誘導や解散の言葉
  • 挨拶に華を添える胡蝶蘭の魅力
  • まとめ:心に残る昇進祝いの締めの挨拶を

前章ではマナーや構成について解説しましたが、ここでは実際にそのまま使える挨拶の例文をシチュエーション別にご紹介します。自分の状況に合わせて適宜アレンジして活用してください。また、挨拶だけでなく、昇進祝いに欠かせない「贈り物」についても触れます。特にビジネスシーンで喜ばれる胡蝶蘭について、その理由や手配の方法を詳しく解説します。

カジュアルな飲み会での挨拶例文

部署内で行われる歓送迎会や、親しい同僚が集まる居酒屋での昇進祝いでは、堅苦しすぎる挨拶は場の空気にそぐわないことがあります。敬意を保ちつつも、温かみのある少しフランクな言葉選びが好まれます。ここでは、部下が上司を祝うケースと同僚を祝うケースの例文を紹介します。

  1. 部下から直属の上司へ(居酒屋など)
    「皆様、宴もたけなわではございますが、ここで締めのご挨拶をさせていただきます。
    田中課長、この度は昇進おめでとうございます。
    普段、私たち部下の意見に真剣に耳を傾けてくださる課長が、このように評価されて昇進されること、部下一同、自分のことのように嬉しく思っております。
    新しい役職になられましても、変わらぬご指導をいただければ幸いです。私たちも課長を全力でサポートしてまいります。
    それでは、田中課長のさらなるご活躍と、本日お集まりの皆様のご健康を祈念いたしまして、一本締めで締めさせていただきます。
    お手を拝借、いよーお(パン!)」
  2. 同僚から同期へ(中規模の宴会)
    「皆様、ご歓談中のところ失礼いたします。同期を代表しまして、一言ご挨拶させていただきます。
    佐藤さん、係長への昇進、本当におめでとう!
    入社以来、共に切磋琢磨してきた仲間がリーダーとして認められたこと、心から誇りに思います。
    これからは責任も重くなるでしょうが、同期の絆は変わりません。何かあればいつでも頼ってください。
    佐藤新係長の前途洋々たる未来と、〇〇部のさらなる発展を願いまして、三本締めで締めくくりたいと思います。
    皆様、ご起立をお願いいたします。
    (三本締めを行う)」

カジュアルな場でのポイントは、主役との距離感の近さを活かした「共感」です。形式的な言葉よりも、「本当に嬉しい」という感情が伝わる言葉を選びましょう。ただし、いくらカジュアルといっても、上司や先輩に対する敬語や礼儀を崩しすぎてはいけません。親しき仲にも礼儀あり、というバランス感覚が大切です。

フォーマルな場に適したスピーチ例文

ホテルでの祝賀会や、取引先、役員などが同席するフォーマルな式典では、格調高い言葉遣いと、しっかりとした構成が求められます。ここでは、より公的な場にふさわしい、落ち着いたトーンの例文を紹介します。

  1. 部下から役員・部長クラスへ(ホテルの宴会場)
    「僭越ながら、ご指名いただきましたので、締めのご挨拶を申し上げます。
    山本部長、この度の取締役へのご昇任、誠におめでとうございます。
    長年にわたり営業部を牽引され、数々の困難なプロジェクトを成功に導かれた部長のご功績に、深く敬意を表します。
    私共も、部長が築き上げられた熱いスピリットを受け継ぎ、社業の発展に貢献できるよう、一層精進してまいる所存です。
    山本取締役の益々のご健勝とご多幸、ならびに本日ご列席いただきました皆様のご繁栄を心よりお祈り申し上げます。
    それでは、めでたい席にふさわしく、三本締めで締めさせていただきたいと存じます。
    恐れ入りますが、皆様ご起立をお願い申し上げます。
    (三本締めを行う)
    ありがとうございました。」
  2. 来賓や取引先として(公式なパーティー)
    「ただいまご紹介にあずかりました、株式会社〇〇の鈴木でございます。
    高橋様のこの度のご昇進、心よりお慶び申し上げます。
    貴社との長年のお取引の中で、高橋様の誠実なお人柄と卓越したビジネスセンスには、常に感銘を受けておりました。
    この度のご栄転は、ご本人の努力はもとより、皆様の厚い信頼の賜物と拝察いたします。
    今後も変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げますとともに、貴社のますますのご発展を祈念いたしまして、締めのご挨拶とさせていただきます。
    本日は誠におめでとうございました。」

フォーマルな挨拶では、「僭越ながら」「ご功績」「ご多幸」「ご繁栄」といった、やや硬めの表現を使うことで、場の格を高めることができます。また、個人の感情よりも、組織としての敬意や感謝を前面に出すことが重要です。大きな声で、ゆっくりと、堂々と話すことを意識しましょう。

二次会へのスムーズな誘導や解散の言葉

締めの挨拶と手締めが終わった後は、速やかに次の行動へ移るよう促す必要があります。ここでグダグダとしてしまうと、せっかくの良い雰囲気が台無しになってしまいます。二次会が用意されている場合と、そのまま解散する場合、それぞれの案内方法を見ていきましょう。

まず、二次会がある場合です。手締めの直後、拍手が鳴り止んだタイミングで幹事や司会者が案内するのが一般的ですが、締めの挨拶の中で触れることもあります。「なお、この後、近隣の〇〇にて二次会を用意しております。お時間のある方は、ぜひご参加いただき、さらに親睦を深めたいと思います」と案内します。具体的な場所や開始時間、会費の有無などを簡潔に伝えると親切です。もし幹事が別にいる場合は、「詳細は幹事の〇〇よりご案内いたします」とバトンタッチするのも良いでしょう。

次に、解散する場合です。「本日はこれにてお開きとさせていただきます。皆様、お忘れ物のないよう、またお足元にお気をつけてお帰りください」と、参加者を気遣う言葉を添えます。特に夜遅い時間帯や、天候が悪い日などは、「夜も更けてまいりましたので」「あいにくの雨模様ですので」といった一言を添えると、配慮が行き届いた印象を与えます。

退場の際には、主役が出口付近に立ち、参加者を見送るスタイルをとることも多いです。

その場合は、「出口にて〇〇様がお見送りいたしますので、順次ご移動をお願いします」と誘導します。混雑を避けるため、「奥の席の方から順にお進みください」といった交通整理の言葉も有効です。最後まで気を抜かず、全員が無事に会場を出るまでが締めの挨拶担当者(あるいは幹事)の役割と心得ましょう。

挨拶に華を添える胡蝶蘭の魅力

昇進祝いにおいて、言葉による祝福と同じくらい重要なのが「贈り物」です。形に残るギフトは、その日の喜びを長く記憶に留める役割を果たします。数あるギフトの中でも、昇進祝いの定番にして最高峰とされるのが「胡蝶蘭」です。なぜ胡蝶蘭がこれほどまでに選ばれるのか、その理由と魅力について解説します。

第一の理由は、その花言葉にあります。胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」です。蝶が舞うような美しい花の形から連想されたこの言葉は、昇進という新たなステージへ飛び立つ方に贈るメッセージとしてこれ以上ないほどふさわしいものです。また、鉢植えには「根付く」という意味があり、「その地位に根付き、長く活躍する」という縁起の良い意味も込められています。

第二に、その圧倒的な存在感と高級感です。白い胡蝶蘭は清潔感と気品があり、オフィスや自宅のリビングに置くだけで、その場を華やかに彩ります。昇進祝いの花は、社内に飾られることも多く、他の社員や来客の目にも留まります。立派な胡蝶蘭が届いていることは、その人が周囲から信頼され、祝福されている証となり、本人の鼻を高くすることにもつながります。

第三に、手入れが楽で長持ちするという実用的なメリットがあります。胡蝶蘭は頻繁な水やりを必要とせず、花持ちが非常に良いため、1ヶ月から数ヶ月にわたって美しい花を楽しむことができます。忙しい昇進直後の時期であっても、相手に負担をかけずに楽しんでもらえる点は大きな魅力です。

胡蝶蘭を贈る際は、通販サイトを利用するのが便利です。高品質な胡蝶蘭を専門に扱うオンラインショップであれば、産地直送で新鮮な花を届けてくれるだけでなく、木札やメッセージカードの無料作成、ラッピングサービスなども充実しています。「祝 御昇進 〇〇部一同」といった木札を添えることで、よりフォーマルな贈り物となります。

通販であれば、重い鉢植えを自分で運ぶ必要もなく、指定した日時に確実に届けてもらえます。

昇進の辞令が出たら、すぐ手配することで、お祝いの気持ちをタイムリーに届けることができます。3本立ちや5本立ちなど、予算や飾るスペースに合わせて選べるバリエーションの豊富さも、通販ならではの利点と言えるでしょう。大切な方の晴れ舞台に、ぜひ胡蝶蘭を贈り、心からの祝福を伝えてみてはいかがでしょうか。

まとめ:心に残る昇進祝いの締めの挨拶を

昇進祝いの締めの挨拶は、ただの形式的な手続きではありません。主役への敬意、感謝、そして未来への希望を共有する、かけがえのない時間です。ここまで解説してきたマナーや構成、例文を参考にすれば、自信を持ってその役割を果たすことができるはずです。緊張するかもしれませんが、あなたの誠実な言葉は、必ず主役や参加者の胸に届きます。

最後に、この記事の要点をまとめます。当日、素晴らしい挨拶ができるよう、ぜひ振り返りに活用してください。



この記事のまとめ
  • 昇進祝いの締めの挨拶は会全体の印象を決める重要な役割を持つ
  • 基本的な流れは導入と感謝と労いと結びの3部構成で作る
  • 指名されたら周囲に一礼し静粛を待ってから話し始める
  • 手締めには一本締めと三本締めがあり地域や格式で使い分ける
  • 一丁締めは関東一本締めとも呼ばれ略式なので宣言が必要
  • 上司を祝う場合は承認と期待を伝え部下を祝う場合は尊敬と感謝を伝える
  • スピーチの長さは1分から3分以内を目安に簡潔にまとめる
  • 忌み言葉や暴露話や自慢話は厳禁でありポジティブな言葉を選ぶ
  • カジュアルな場では共感を重視しフォーマルな場では格調高さを意識する
  • 二次会への案内や解散時の気遣いも挨拶担当者の大切な務めである
  • 胡蝶蘭は幸福が飛んでくるという花言葉を持ち昇進祝いに最適
  • 鉢植えには地位に根付くという意味があり縁起が良いとされる
  • 通販を利用すれば木札やラッピングも整った状態で配送できる
  • 事前の準備とリハーサルが当日の落ち着きを生む
  • 心からの祝福の気持ちを言葉に乗せて届けることが最も大切




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