息子への新築祝いの相場とマナー決定版!親として贈る人気の品や胡蝶蘭の選び方

はじめに

愛する息子さんが立派に家を建てた、あるいは念願のマイホームを購入したという知らせを聞いたとき、親としての喜びはひとしおでしょう。

幼い頃からの成長を見守ってきた我が子が、一国一城の主となることは、人生における大きな節目であり、親にとっても誇らしい瞬間です。

しかし、喜びと同時に頭をよぎるのは「親として、息子への新築祝いはどうすればよいのだろうか」という現実的な悩みではないでしょうか。

「相場は5万や10万、それとも30万くらい包むべきなのか」「現金だけでなく品物も添えるべきか」「渡すタイミングや時期はいつが最適か」など、考え始めると疑問は尽きません。

また、お相手がいる場合には、義理の実家とのバランスや、親しき仲にも礼儀ありといわれるマナー、のしや水引の正しい選び方も気になるところです。

さらに、せっかくのお祝いですから、おすすめの人気ランキングにあるような家電やカタログギフト、あるいは縁起の良い花言葉を持つ胡蝶蘭や観葉植物、鉢植えなどを選んで、新居を華やかに彩ってあげたいとも思うものです。

一方で、火事を連想させる赤色のものなど、新築祝いにおけるタブーを知らずに贈ってしまい、後悔することは避けなければなりません。

お返しや内祝いについても、親子間での取り決めや一般的な常識を把握しておくことは大切です。

この記事では、息子への新築祝いで検索する親御様が抱える不安を解消し、心からのお祝いを届けるための情報を網羅しました。

新しい生活のスタートラインに立つ息子さん夫婦へ、最高の祝福を贈るための手引きとしてご活用ください。



この記事で分かる事、ポイント
  • 親から子へ贈る新築祝いの適切な金額相場と判断基準
  • 現金と品物のどちらを贈るべきかの判断材料
  • お祝いを渡すベストなタイミングと渡し方の作法
  • のしの書き方や水引の選び方など必須のマナー
  • 新築祝いとして避けるべきタブーな贈り物一覧
  • 新居に華を添える胡蝶蘭や実用的な家電などのおすすめギフト
  • 親子間におけるお返しの考え方と円満なコミュニケーション






息子への新築祝いの相場と基本のマナー



この章のポイント
  • 親から子へ贈る金額の相場
  • 現金と品物はどちらを渡すべきか
  • お祝いを渡す適切なタイミング
  • のしの書き方と水引の選び方
  • 火事を連想させるタブーな贈り物

親から子へ贈る金額の相場

息子さんが家を新築した際、親として最も悩むのが「いくら包むべきか」という金額の問題ではないでしょうか。

新築祝いの相場は、相手との関係性によって大きく異なりますが、親から子へ贈る場合は、他の親戚や知人に比べて高額になるのが一般的です。

私の経験上、そして世間一般の傾向として、親から息子への新築祝いの相場は**「5万円から10万円」**、場合によっては**「30万円以上」**となるケースも珍しくありません。

しかし、この金額はあくまで目安であり、いくつかの要因によって変動することを理解しておく必要があります。

建築資金の援助をしたかどうか

まず考慮すべき点は、住宅の購入や建築に際して、親御さんがすでに資金援助を行っているかどうかです。

頭金の一部を負担したり、土地を提供したりといった形で、すでに数百万円から数千万円規模の援助をしている場合は、新築祝いとしての現金を別途渡す必要はないと考える方もいます。

あるいは、形式として1万円から3万円程度の品物を贈ることで済ませるケースもあります。

一方で、資金援助を一切行っていない場合は、新生活の支援という意味も込めて、10万円から30万円、あるいはそれ以上のまとまった金額を包むことが多いようです。

資金援助の有無は、お祝いの金額を決定する上で最も大きな要素となります。

地域性や親戚間のルール

次に、お住まいの地域の慣習や、親戚間での暗黙のルールも無視できません。

地域によっては、新築祝いを盛大に行うところもあれば、簡素に済ませるところもあります。

また、ご自身の兄弟(息子さんにとっては叔父・叔母)が家を建てた際に、祖父母からどの程度のお祝いがあったか、あるいは親戚間で金額の取り決めがあるかなどを確認しておくと安心です。

お相手(お嫁さん)の実家とのバランス

そしてもう一つ、非常にデリケートかつ重要なのが、息子さんの配偶者、つまりお嫁さんの実家とのバランスです。

片方の親だけが極端に高額なお祝いを贈ると、もう片方の親御さんが肩身の狭い思いをしたり、夫婦間での気遣いが生じたりする可能性があります。

可能であれば、事前に息子さんを通じて、あるいは直接連絡を取り合って、お互いの実家でどの程度のお祝いをする予定か、それとなくすり合わせをしておくと、後のトラブルを防ぐことができます。

もちろん、経済状況は家庭によって異なりますので、無理に金額を合わせる必要はありませんが、極端な差が出ないように配慮することは、今後の円満な親戚付き合いにおいて大切です。

以下に、状況別の相場目安を表にまとめましたので、参考にしてください。

状況 相場の目安 備考
資金援助なし 10万円 ~ 50万円 新生活の支援を兼ねて多めに包む傾向
資金援助あり なし ~ 5万円 品物のみ、または少額の現金で済ませることも
同居する場合 ケースバイケース 家具家電の購入費を負担するなど実質的な支援が多い

私が考えるに、金額の多寡よりも重要なのは「息子夫婦の新しい門出を応援したい」という気持ちです。

無理のない範囲で、しかし親としての精一杯の気持ちを込めて金額を決定しましょう。

現金と品物はどちらを渡すべきか

金額が決まった後に迷うのが、「現金を渡すべきか、品物を贈るべきか」という点です。

これには正解というものがなく、それぞれの家庭の考え方や息子さん夫婦の希望によって最適な選択が変わってきます。

しかし、一般的には親から子への新築祝いの場合、**「現金」**が最も喜ばれる傾向にあります。

新築や引越しの直後は、とにかく物入りです。

予期せぬ出費が重なったり、細かい生活用品を買い揃える必要があったりと、現金があれば自由に使えるため、非常に助かるというのが本音でしょう。

「味気ないのではないか」と心配される方もいらっしゃいますが、親子という近い関係だからこそ、実用性を重視した現金は決して失礼には当たりません。

一方で、形に残るものを贈りたいという親心もあるでしょう。

その場合は、**「現金と品物の組み合わせ」**をおすすめします。

例えば、お祝いの主軸として現金を包み、それに加えて記念となるような時計や観葉植物、あるいは毎日使う上質なタオルなどを添えるという方法です。

これならば、実用的な支援と記念としての想いの両方を伝えることができます。

もし品物だけを贈る場合は、必ず**「息子さん夫婦の希望(リクエスト)」**を聞くようにしてください。

新居のインテリアやサイズ感、必要な家電のスペックなどは、住んでいる本人たちにしか分かりません。

親の好みで勝手に大型家具や絵画などを贈ってしまうと、置き場所に困ったり、部屋の雰囲気に合わなかったりと、かえって迷惑をかけてしまうことになりかねません。

サプライズを狙うよりも、事前に「何か欲しいものはあるか」「足りない家電はないか」と尋ねることが、失敗しない贈り物のコツです。

また、最近では「商品券」や「ギフトカード」を選択する方も増えています。

現金よりは生々しさがなく、かつ自分たちで好きなものを選べるため、スマートな贈り物として人気です。

ただし、商品券はお釣りが出ない、使える店舗が限られるなどの制約がある場合もあるため、使い勝手の良いクレジットカード会社系のギフトカードなどを選ぶと良いでしょう。

  1. 現金:最も実用的で、使途を限定しないため喜ばれる。
  2. 現金+品物:実利と記念の両方を兼ね備えたバランスの良い贈り方。
  3. 品物のみ:必ずリクエストを聞いてから購入する。
  4. 商品券:現金に近い利便性を持ちつつ、贈り物の体裁を保てる。

結論として、迷ったら「現金」をメインにし、気持ちとして小さな「品物」や「花」を添えるのが、親から息子への新築祝いとして最も無難で喜ばれるスタイルだといえるでしょう。

お祝いを渡す適切なタイミング

新築祝いを渡すタイミングも、マナーとして押さえておきたいポイントです。

基本的には、**「入居してから1ヶ月〜2ヶ月以内」**に渡すのが通例とされています。

引越し直後は荷解きや手続きなどでバタバタしており、相手も落ち着かない日々を過ごしています。

少し生活が落ち着いてきた頃合いを見計らって渡すのが、親心というものでしょう。

しかし、最も理想的なタイミングは、**「新築披露(お披露目会)」**に招待されたときです。

新居が完成し、親族や友人を招いて家を見せる機会があれば、そのときに持参するのが一番スマートです。

当日持参する場合は、他の荷物にならないよう配慮しつつ、渡すタイミングを見計らいます。

玄関先で挨拶をするときや、部屋に通されて一息ついたときなどに、「新築おめでとう。素晴らしい家だね」という言葉を添えて渡すと良いでしょう。

もし遠方に住んでいて直接訪問できない場合や、新築披露が行われない場合は、配送で送ることになります。

その際も、入居後2週間から1ヶ月程度の間を目安に届くよう手配しましょう。

早すぎると引越しの最中で受け取りが負担になる可能性がありますし、遅すぎると「お祝いを忘れているのでは」と不安にさせてしまうかもしれません。

配送を利用する場合は、必ず事前に連絡を入れることが大切です。

「〇月〇日の〇時頃に届くように送ったよ」と伝えておけば、息子さんたちも安心して受け取ることができます。

また、品物だけを送るのではなく、手紙やメッセージカードを添えると、より温かみのあるお祝いになります。

私の経験では、大型の家具や家電などを贈る場合は、引越し前に届けてほしいというリクエストがあることもあります。

入居に合わせて新しい冷蔵庫や洗濯機を使いたいという場合は、引越し日に合わせて配送手配をすることになります。

このあたりは、やはり息子さんと密に連絡を取り合い、相手の都合を最優先に考える柔軟な姿勢が必要です。

のしの書き方と水引の選び方

親しい間柄とはいえ、新築祝いは正式な慶事ですから、「のし(熨斗)」を掛けるのがマナーです。

ここをおろそかにすると、せっかくのお祝いも締まらないものになってしまいます。

正しいのしの選び方と書き方をしっかり確認しておきましょう。

水引の選び方

新築祝いの水引は、**「紅白の蝶結び(花結び)」**を選びます。

蝶結びは「何度でも結び直せる」ことから、何度あっても嬉しいお祝い事(出産、入学、新築など)に使われます。

結婚祝いのように「一度きりで良い」ものには「結び切り」を使いますが、新築祝いは家を建てるという繁栄の意味もあり、何度あっても良いこととされるため、蝶結びが正解です。

間違っても、黒白や黄白の不祝儀用の水引を選ばないように注意してください。

表書きの書き方

水引の上部(のし上)には、贈る目的を書きます。

一般的によく使われるのは以下の通りです。

  • 御新築御祝
  • 祝御新築
  • 御祝

マンション購入や中古住宅購入の場合は「御新居御祝」と書くこともありますが、迷ったらシンプルに「御祝」でも問題ありません。

4文字(死文字)を避けるために「御新築祝」ではなく「御新築御祝」とするという考え方もありますが、近年ではそこまで厳密ではありません。

水引の下部(のし下)には、贈り主の名前を書きます。

親から子へ贈る場合は、「苗字のみ」または「フルネーム」で書きます。

父親単独の場合はフルネーム、夫婦連名の場合は、夫の氏名を右側にフルネームで書き、妻の名前(名のみ)を左側に添えるのが一般的です。

筆ペンやサインペンを使用し、濃い墨ではっきりと書くようにしましょう。

ボールペンや万年筆で書くのはマナー違反とされています。

最近では、購入した店舗でのし紙のサービスを行っていることがほとんどです。

通販を利用する場合でも、備考欄などで「内のし」か「外のし」か、表書きの内容などを指定できることが多いので、忘れずに依頼しましょう。

配送の場合は、のし紙が汚れないように「内のし(包装紙の内側にのしを掛ける)」にするのが一般的です。

直接持参する場合は、お祝いの気持ちを強調するために「外のし(包装紙の外側にのしを掛ける)」にすることもありますが、どちらでも間違いではありません。

大切なのは、形式を整えることで「親としてきちんと祝っている」という姿勢を示すことです。

火事を連想させるタブーな贈り物

贈り物を選ぶ際に、絶対に避けるべき「タブー」が存在します。

特に新築祝いにおいては、**「火事」**を連想させるものは縁起が悪いとして嫌われます。

親としては良かれと思って選んだものでも、マナー違反となってしまっては残念ですから、しっかりと把握しておきましょう。

火に関連するもの

ライター、灰皿、キャンドル、お香、ストーブ、ヒーターなど、直接的に火を使うものや、火をイメージさせるものはNGです。

また、色は**「赤」**も火を連想させるため、新築祝いのメインカラーとして使うのは避けたほうが無難です。

真っ赤な花束や、赤い家電などは、相手からのリクエストがない限りは控えるべきでしょう。

ただし、ポイント使いで赤が入っている程度であれば問題ありません。

壁に穴を開ける必要があるもの

掛け時計、絵画、壁掛けの鏡などは、設置するために新しい家の壁や柱に穴を開ける必要があります。

新築のきれいな壁に傷をつけることを嫌がる方は多いため、これらも避けるべき品物とされています。

もちろん、息子さんから「リビングに合う掛け時計が欲しい」とリクエストされた場合はこの限りではありません。

踏みつけるもの

スリッパ、マット、靴下、靴などは「踏みつける」という意味合いを持ち、目上の方への贈り物としては失礼にあたるとされています。

親子間であればそこまで気にする必要はないかもしれませんが、昔ながらのしきたりを重んじる親戚がいる前でお披露目する場合などは注意が必要です。

縁切りを連想させるもの

包丁やハサミなどの刃物は「縁を切る」に通じるとして、慶事の贈り物には不向きとされることがあります。

しかし、最近では「未来を切り拓く」というポジティブな意味付けで贈られることもあり、高級な包丁セットなどは実用的なギフトとして人気があります。

これも相手の考え方次第ですが、気になる場合は避けるか、事前に確認するのが賢明です。

日本茶

日本茶は弔事(香典返しなど)に使われることが多いため、お祝い事には不向きとされることがあります。

お茶を贈りたい場合は、華やかなパッケージの紅茶やコーヒーなどを選ぶと良いでしょう。

このように、新築祝いにはいくつかのタブーが存在しますが、時代とともにマナーも変化しています。

最も重要なのは、受け取る側がどう感じるかです。

「昔からの言い伝えだから」と頑なに避けるのも一つの配慮ですが、息子さん夫婦が本当に欲しいと思っているものであれば、タブーを気にしすぎずに贈る柔軟さも、現代の親には求められているのかもしれません。

ただし、火事を連想させるものだけは、新築祝いにおいて最も忌避されるものですので、細心の注意を払ってください。





息子への新築祝いで喜ばれる人気の品



この章のポイント
  • 新生活を助ける実用的な家電
  • 欲しい物が選べるカタログギフト
  • 縁起が良く手間いらずな胡蝶蘭
  • 部屋を彩るおしゃれな観葉植物
  • 毎日使える上質なタオルや食器
  • お返しの有無を事前に確認する
  • 息子への新築祝いで伝える心

新生活を助ける実用的な家電

新築の家に住み始めると、これまで使っていた家電が古く見えたり、サイズが合わなくなったりすることがよくあります。

また、部屋数が増えたことで新たに必要になる家電も出てきます。

そのため、実用的な「家電」は、息子への新築祝いとして常に高い人気を誇ります。

特に人気があるのは、共働き夫婦の家事負担を減らす「時短家電」です。

例えば、留守中に床掃除をしてくれる**「ロボット掃除機」**は、広い新居をきれいに保つための強力な助っ人となります。

最新のモデルであれば、水拭きまで行ってくれるものもあり、非常に喜ばれます。

また、食器洗い乾燥機(食洗機)はビルトインで設置されていることも多いですが、そうでない場合は据え置き型の高性能なものを贈るのも良いでしょう。

次に、新居の空気をきれいに保つ**「空気清浄機」**や**「加湿器」**も定番です。

新築の家は気密性が高いため、空気の質を管理することは健康管理の上でも重要です。

デザイン性の高いおしゃれなモデルを選べば、インテリアの一部としても機能します。

キッチン家電では、高機能な**「オーブンレンジ」**や、忙しい朝に美味しいパンが焼ける**「高級トースター」**、手軽に本格的な料理が作れる**「電気圧力鍋」**なども人気です。

これらは自分たちで買うには少し勇気がいる価格帯のものも多いため、プレゼントされると非常に嬉しいアイテムです。

家電を贈る際の注意点は、すでに持っているものと被らないようにすることと、設置スペースや色の好みを確認することです。

「黒で統一しているキッチンに白い家電を贈ってしまった」といったミスマッチを防ぐためにも、やはり事前のリサーチは欠かせません。

サプライズ感は薄れるかもしれませんが、型番まで指定してもらって購入するほうが、結果として長く愛用してもらえる贈り物になります。

実用性を第一に考え、毎日の生活が少し豊かになるようなアイテムを選ぶのがポイントです。

欲しい物が選べるカタログギフト

「何を贈ればいいか全く見当がつかない」「現金を贈るのは少し抵抗がある」という場合に最適なのが、**「カタログギフト」**です。

カタログギフトの最大のメリットは、受け取った側が自分の好きなタイミングで、本当に必要なものを選べるという点にあります。

新築直後は何が必要かまだ分かっていないことも多く、暮らしが落ち着いてからゆっくり商品を選べるカタログギフトは、非常に合理的な贈り物といえます。

最近のカタログギフトは種類も豊富で、単に商品を羅列しただけのものから、特定のテーマに特化したものまで様々です。

例えば、北欧雑貨を集めたおしゃれなカタログや、日本全国の美味しいグルメを取り寄せられるカタログ、さらには体験型ギフト(旅行やレストランでの食事など)を選べるものもあります。

新築祝い用として、インテリアやキッチン用品が充実しているカタログを選ぶのも良いでしょう。

価格帯も数千円から10万円以上まで幅広く設定されているため、予算に合わせて選びやすいのも魅力です。

親から子への贈り物として、高額なコースのカタログギフトを贈れば、高級家具やブランド家電など、かなり豪華なアイテムを選ぶことも可能です。

また、「システム料」として数千円が商品代金に含まれているのが一般的ですが、それを差し引いても、選ぶ楽しさという付加価値は大きいものです。

ただし、カタログギフトだけでは少し味気ないと感じる場合は、お菓子やタオルなどのちょっとした品物をセットにして贈るのもおすすめです。

あるいは、カタログギフトに直筆のメッセージカードを添えるだけでも、温かみは十分に伝わります。

私の周りでも、「趣味に合わない置物をもらうより、カタログギフトで自分たちが欲しい鍋セットを選べたほうが嬉しかった」という声は実際によく聞きます。

合理性を好む現代の若い夫婦にとって、カタログギフトは決して手抜きではなく、相手を尊重した賢い選択肢の一つなのです。

縁起が良く手間いらずな胡蝶蘭

新築祝いの定番といえば、やはりお花や観葉植物ですが、その中でも特におすすめしたいのが**「胡蝶蘭(こちょうらん)」**です。

ビジネスシーンでの開店祝いなどによく使われるイメージがあるかもしれませんが、実は個人の新築祝いとしても非常に優秀なギフトなのです。

その理由を詳しくご紹介しましょう。

1. 「幸福が飛んでくる」という素晴らしい花言葉

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」です。

蝶が舞うような花の姿から名付けられたこの言葉は、まさに新しい家での生活をスタートさせる息子さん夫婦にぴったりです。

さらに、鉢植えの植物には「根付く」という意味があり、「その土地に根付いて長く繁栄する」という願いも込められます。

縁起の良さという点では、これ以上ない贈り物といえるでしょう。

2. 圧倒的な高級感と華やかさ

新築の家は、まだ家具が揃っていなかったりして、少し殺風景になりがちです。

そこに真っ白で優雅な胡蝶蘭が一鉢あるだけで、空間が一気に華やぎ、高級感が生まれます。

特にリビングや玄関など、人の目に触れる場所に置くと、訪れる人々に「立派な家だ」という印象を与えることができます。

白以外にも、ピンクや赤リップ(白に赤の中心)など様々な色がありますが、新築祝いとしては清潔感のある「白」が最も無難で人気があります。

どんなインテリアにも馴染みやすく、部屋を明るく見せてくれます。

3. 手入れが簡単で長持ちする

「花を贈ると手入れが大変なのでは?」と心配される方もいるかもしれませんが、胡蝶蘭は意外にも手入れが楽な植物です。

水やりは1週間から10日に1回程度、植え込み材が乾いてからコップ1杯程度の水を与えるだけで十分です。

頻繁に水をやる必要がないため、共働きで忙しい夫婦でも枯らしてしまうリスクが低いです。

また、花持ちが非常に良く、適切な環境であれば1ヶ月から3ヶ月以上も花を楽しむことができます。

切り花のように数日で枯れてしまうことがないため、長くお祝いの余韻を楽しんでもらえます。

4. 花粉や香りが少なく衛生的

胡蝶蘭は香りがほとんどなく、花粉も飛び散りにくいという特徴があります。

そのため、小さな子供がいる家庭や、食事をするダイニングルームに置いても邪魔になりません。

アレルギーの心配も少ないため、誰にでも安心して贈ることができる「優しい花」でもあります。

通販での購入がおすすめ

胡蝶蘭を贈るなら、品質の良いものを産地直送で届けてくれる**「通販サイト」**を利用するのが賢い方法です。

街の花屋さんでは在庫が限られていたり、鮮度が落ちていたりすることもありますが、専門店の通販であれば、常に新鮮で立派な胡蝶蘭を手配できます。

また、立札やメッセージカード、ラッピングなども無料で対応してくれるところが多く、マナーに沿った贈り物として完璧に仕上げてくれます。

重たい鉢植えを自分で運ぶ必要もなく、指定した日時に確実に届けてくれるのも大きなメリットです。

「息子 新築祝い」で何を贈ろうか迷っているなら、ぜひ胡蝶蘭を検討してみてください。

親からの「幸せになってほしい」という願いを、美しい花の姿に託して届けることができる、最高のプレゼントになるはずです。

見た目の美しさだけでなく、込められた意味や扱いやすさまで含めて、胡蝶蘭は新築祝いの最適解の一つといえます。

部屋を彩るおしゃれな観葉植物

胡蝶蘭と並んで人気があるのが、緑の葉を楽しむ**「観葉植物」**です。

新居のリビングに大きな観葉植物が一つあるだけで、モデルルームのようなおしゃれな雰囲気になります。

また、植物にはリラックス効果や空気清浄効果も期待できるため、快適な住環境を作る上でも役立ちます。

新築祝いで選ばれる観葉植物には、やはり縁起の良いものが好まれます。

代表的なものとして、以下のような種類があります。

  • パキラ:別名「発財樹」とも呼ばれ、金運アップや商売繁盛の縁起木として有名です。育てやすく、丈夫なのも魅力です。
  • モンステラ:ハワイ語で「湧き出る水」という意味があり、金運や繁栄を象徴します。独特の葉の形がおしゃれで、インテリア性が高いです。
  • ドラセナ(幸福の木):その名の通り「幸福」という花言葉を持ち、ハワイでは家の前に置くと幸せが訪れると言われています。
  • オリーブ:「平和」や「知恵」の象徴とされ、洋風の家や庭によく合います。
  • ガジュマル:「多幸の木」と呼ばれ、精霊が宿ると言われる神秘的な木です。ユニークな幹の形が特徴です。

観葉植物を贈る際の注意点は、**「サイズ」**です。

天井に届くような特大サイズは見栄えがしますが、部屋の広さによっては圧迫感を与えてしまいます。

逆に小さすぎると、広いリビングでは存在感が薄れてしまいます。

6号から8号鉢(高さ60cm〜120cm程度)くらいのサイズが、床置きでも棚置きでも対応しやすく、一般的におすすめです。

また、鉢カバーのデザインも重要です。

プラスチックの鉢のままではなく、陶器やラタンなどのインテリア性の高い鉢カバーをセットにして贈ると、そのまま飾ることができて喜ばれます。

観葉植物も生き物ですから、相手が世話をできるかどうかを考慮する必要があります。

もし植物の世話が苦手そうな場合は、手入れがほとんど不要な「光触媒のフェイクグリーン」などを選ぶのも一つの配慮です。

最近のフェイクグリーンは本物と見分けがつかないほど精巧に作られており、消臭・抗菌効果を持つものも多いため、実用的なインテリアとして人気が高まっています。

毎日使える上質なタオルや食器

「消えもの」ではなく、長く使ってもらえる日用品として、**「タオル」**や**「食器」**も定番の贈り物です。

特にタオルは、新生活を始めるにあたってすべて新品に買い替えたいと考える人も多く、何枚あっても困らないアイテムです。

贈り物として選ぶなら、自分ではなかなか買わないような**「高級ブランドのタオル」**を選びましょう。

例えば、「今治タオル」の木箱入りセットなどは、品質の高さと格式の両方を兼ね備えており、目上の方から贈るギフトとして最適です。

吸水性が高く、肌触りの良いタオルは、毎日の入浴や洗顔の時間を少し贅沢なものにしてくれます。

色は清潔感のある白や、落ち着いたベージュ、グレーなどが新居のバスルームに馴染みやすく好まれます。

一方、食器を贈る場合は、ブランドもののペアカップや大皿、カトラリーセットなどが人気です。

来客時にも使えるような少し良い食器は、新築の家には欠かせないものです。

ただし、食器は好みが分かれやすく、収納場所も取るため、事前のリサーチがより重要になります。

また、割れ物は「壊れる」に通じるとして避ける向きもありますが、最近では「数が増える(子孫繁栄)」としてポジティブに捉えられることも多いため、そこまで神経質になる必要はありません。

もし食器を選ぶのに自信がない場合は、**「ル・クルーゼ」**や**「ストウブ」**などのホーロー鍋もおすすめです。

これらはキッチンに置いておくだけでも絵になり、実用性も抜群です。

料理好きな息子さんやお嫁さんであれば、きっと喜んで使ってくれるはずです。

タオルや食器などの日用品を贈る際は、「質」にこだわることが、親からの贈り物としての品格を保つポイントです。

お返しの有無を事前に確認する

新築祝いを贈った後、気になるのが**「お返し(内祝い)」**のことです。

一般的に、新築祝いを頂いた場合は、「半返し(頂いた金額の半額程度)」または「3分の1程度」の品物を内祝いとして贈るのがマナーとされています。

しかし、親から子への新築祝いに関しては、このルールが当てはまらないことが多々あります。

親としては「子供の生活支援のために援助したい」という気持ちで贈っているため、お返しをもらってしまうと、その支援の効果が半減してしまいます。

そのため、**「お返しは不要」**と最初からはっきり伝えておくのが、親としての思いやりであり、スマートな対応です。

渡す際に「新生活に使ってほしいから、お返しはいらないよ」と一言添えるだけで、息子さん夫婦の精神的・経済的な負担を軽くすることができます。

ただし、お嫁さんの実家との関係や、お嫁さん自身の性格によっては、「お返しをしないと気が済まない」と考える場合もあります。

その場合は、無理に断るとかえって失礼になることもあるため、食事会に招いてもらうなど、形に残らない方法でお返しを受けるのも一つの手です。

新居に招待してもらい、手料理を振る舞ってもらうことが、親にとっては一番嬉しいお返しとなるでしょう。

このあたりの認識のズレを防ぐためにも、お祝いを渡すタイミングで、お返しについての考え方を明確に伝えておくことが大切です。

また、もし息子さんから内祝いが届いた場合は、恐縮せずにありがたく受け取り、「大切に使っているよ」と感想を伝えてあげてください。

それが親子のコミュニケーションを円滑にし、新しい家族との絆を深めることにつながります。

息子への新築祝いで伝える心

ここまで、相場や品物選び、マナーについて解説してきましたが、最終的に最も大切なのは**「親としての心」**を伝えることです。

家を建てるということは、一人前の大人として社会的な責任を負い、家族を守っていく覚悟を決めた証でもあります。

そんな息子さんの成長を認め、これからの人生を応援する気持ちこそが、何よりの贈り物です。

現金や品物を渡すだけでなく、ぜひ**「言葉」**も添えてあげてください。

手紙やメッセージカードに、「立派な家が建ったね」「これからも夫婦仲良く頑張ってね」「いつでも頼っていいからね」といった素直な気持ちを綴りましょう。

普段は照れくさくて言えないような言葉も、お祝いという特別な機会であれば、自然に伝えることができるはずです。

その言葉は、高価な家電や豪華な胡蝶蘭以上に、息子さんの心に深く残り、これからの人生の支えとなることでしょう。

また、お嫁さんへのねぎらいの言葉も忘れてはいけません。

家づくりは夫婦二人三脚で行うものです。

お嫁さんも多くの苦労や決断をしてきたはずですから、「素敵な家にしてくれてありがとう」と声をかけることで、良好な関係を築くことができます。

息子への新築祝いは、単なる金品の授受ではなく、親子の絆を再確認し、新しい家族の形を祝う儀式でもあります。

形式にとらわれすぎず、あなたらしいやり方で、精一杯の祝福をしてあげてください。

親からの愛と応援が詰まったお祝いは、きっと新居にたくさんの笑顔と幸福を運んでくれるはずです。



この記事のまとめ
  • 親から息子への新築祝い相場は5万から10万円が一般的
  • 資金援助の有無によって包む金額は大きく変動する
  • 現金は最も実用的で喜ばれるが品物を添えると丁寧
  • 品物を贈る際は必ず本人の希望を聞くのが失敗しないコツ
  • 渡すタイミングは入居後1から2ヶ月以内か新築披露の時
  • のしは紅白の蝶結びを選び表書きは御新築御祝とする
  • 火事を連想させる赤色や火を使うものはタブーとして避ける
  • 壁に穴を開ける時計や踏みつけるマット類も注意が必要
  • 実用的なロボット掃除機などの時短家電は非常に人気が高い
  • カタログギフトは相手に選ぶ楽しさを提供できる賢い選択
  • 胡蝶蘭は幸福が飛んでくるとされ縁起も見た目も最高
  • 観葉植物はパキラやモンステラなど育てやすい品種を選ぶ
  • 親からのお返しは不要と伝えると子供の負担が減る
  • お嫁さんの実家とのバランスも考慮し事前に調整すると安心
  • 何より大切なのは息子の成長を喜び応援する親の心




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